【令和6年6月20日付 質問回答書及び変更仕様書掲載】(RE-001604)陽電子ビームトラップ装置の製作【掲載期間:2024-5-13~2024-7-3】
期限情報:
提出期限は掲載されていません。最新情報は案件元でご確認ください。
地域
千葉県
公開日
2024年06月20日
提出期限
未指定
案件概要
【令和6年6月20日付 質問回答書及び変更仕様書掲載】(RE-001604)
陽電子ビームトラップ装置の製作【掲載期間:2024-5-13~2024-7-3】
仕様変更書1. 件名 陽電子ビームトラップ装置の製作2. 変更内容 原仕様書を以下の通り変更する。
別表1変更前変更後3.その他上記の変更内容のほかは、原契約仕様書のとおりとする。
(要求者)部課室名:先進ビーム利用施設部ビーム技術開発課氏名:河裾 厚男変更理由書件名: 陽電子ビームトラップ装置の製作変更理由: 操作パネルの内容について、接続ケーブルの記載およびコントローラの数量に不備があったため修正を行う。
(要求者)部課室名:先進ビーム利用施設部ビーム技術開発課氏名:河裾 厚男
- 1 -入 札 公 告次のとおり一般競争入札に付します。
令和6年5月13日国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構財務部長 山農 宏之◎調達機関番号 804 ◎所在地番号 12○第6号1 調達内容(1) 品目分類番号 24(2) 購入等件名及び数量陽電子ビームトラップ装置の製作 一式(3) 調達件名の特質等 入札説明書による。
(4) 履行期間 入札説明書による。
(5) 履行場所 入札説明書による。
(6) 入札方法 落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の10パーセントに相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てるものとする。
)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税及び地方消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。
- 2 -2 競争参加資格(1) 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構契約事務取扱細則第10条の規定に該当しない者であること。
ただし、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者については、この限りでない。
(2) 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構契約事務取扱細則第11条第1項の規定に該当しない者であること。
(3) 令和6年度に国の競争参加資格(全省庁統一資格)を有している者であること。
なお、当該競争参加資格については、令和5年3月31日付け号外政府調達第60号の官報の競争参加者の資格に関する公示の別表に掲げる申請受付窓口において随時受け付けている。
(4) 調達物品に関する迅速なアフターサービス・メンテナンスの体制が整備されていることを証明した者であること。
(5) 当機構から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。
3 入札書の提出場所等(1) 入札書の提出場所、契約条項を示す場所、入札説明書の交付場所及び問い合わせ先- 3 -〒263-8555 千葉市稲毛区穴川4-9-1国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 財務部 契約課 電話 043-206-6262E-mail:nyuusatsu_qst@qst.go.jp(2) 入札説明書の交付方法 本公告の日から入札書受領期限の前日17:00までの間において上記3(1)の交付場所にて交付する。
また、電子メールでの交付を希望する者は必要事項(調達番号、件名、住所、社名、担当者所属及び氏名、電話番号)を記入し3(1)のアドレスに申し込むこと。
ただし、交付は土曜,日曜,祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く平日に行う。
(3) 入札説明会の日時及び場所 開催しない。
(4) 入札書の受領期限令和6年7月4日17時00分(5) 開札の日時及び場所 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 千葉地区 会議室令和6年7月19日11時00分4 その他(1) 契約手続において使用する言語及び通貨日本語及び日本国通貨。
(2) 入札保証金及び契約保証金 免除。
(3) 入札者に要求される事項 この一般競争に参加を希望する者は、封印した入札書に本公告に- 4 -示した物品を納入できることを証明する書類を添付して入札書の受領期限までに提出しなければならない。
入札者は開札日の前日までの間において、当機構から当該書類に関し説明を求められた場合は、それに応じなければならない。
(4) 入札の無効 本公告に示した競争参加資格のない者の提出した入札書、入札者に求められる義務を履行しなかった者の提出した入札書、その他入札説明書による。
(5) 契約書作成の要否 要。
(6) 落札者の決定方法 本公告に示した物品を納入できると契約責任者が判断した入札者であって、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構が作成した予定価格の制限の範囲内で最低価格をもって有効な入札を行った入札者を落札者とする。
(7) 手続における交渉の有無 無。
(8) その他 詳細は入札説明書による。
なお、入札説明書等で当該調達に関する環境上の条件が定められている場合は、十分理解した上で応札すること。
5 Summary(1) Official in charge of disbursement of the- 5 -procuring entity : YAMANO Hiroyuki, Directorof Department of Financial Affairs, NationalInstitutes for Quantum Science and Technology.
(2) Classification of the products to be procured :24(3) Nature and quantity of the products to bemanufactured : Manufacture of positron beamtrap apparatus 1set(4) Delivery period : As shown in the tenderDocumentation(5) Delivery place : As shown in the tenderDocumentation(6) Qualifications for participating in the tenderingprocedures : Suppliers eligible for participatingin the proposed tender are those who shall :A not come under Article 10 of the Regulationconcerning the Contract for NationalInstitutes for Quantum Science andTechnology, Furthermore, minors, Personunder Conservatorship or Person underAssistance that obtained the consentnecessary for concluding a contract may beapplicable under cases of special reasonswithin the said clause,- 6 -B not come under Article 11(1) of theRegulation concerning the Contract forNational Institutes for Quantum Scienceand Technology,C have qualification for participating intenders by Single qualification for everyministry and agency during fiscal 2024D prove to have prepared a system to providerapid after-sale service and maintenance forthe procured products,E not be currently under a suspension ofbusiness order as instructed by NationalInstitutes for Quantum Science andTechnology.
(7) Time limit of tender :5:00 PM, 4, July, 2024(8) Contact point for the notice : Contract Section,National Institutes for Quantum Science andTechnology, 4-9-1 Anagawa, Inage-ku, Chiba-shi 263-8555 JAPAN(TEL.043-206-6262, E-mail: nyuusatsu_qst@qst.go.jp)( 9) Please be noted that if it is indicated thatenvironmental conditions relating to the- 7 -procurement are laid down in its tenderdocuments.
陽電子ビームトラップ装置の製作仕 様 書国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構先進ビーム利用施設部1目 次1. 件 名 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22. 目 的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23. 製作品仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24. 納 期 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 85. 納入場所及び納入条件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 86. 検査条件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 97. グリーン購入法の推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 98. 協議 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 921.件名陽電子ビームトラップ装置の製作2.目的本仕様にかかる物品は、発生させた陽電子ビームを電磁的に補足・保持したのち、パルス状ビームとして取り出す装置である。
3.製作品仕様装置の全体図を図1 に示す。
本装置は大きく分けて次の4つの部分から構成される。
(1) 陽電子ビーム発生部(2) 陽電子ビームトラップ部(3) ガス導入部(4) 架台及び支持以下に詳細を示す。
[ ]カッコ内に示す番号は、別表1に示す部品番号である。
図34~41には参考立体図(断面図)を示す。
(1)陽電子ビーム発生部陽電子ビーム発生部は、陽電子線源、線源ホルダー、遮熱シールド、発生部真空チャンバー、引き出し電極、冷凍機、発生部真空チャンバー、鉛シールド、発生部輸送管、ヘルムホルツコイルA、ソレノイドコイルB、ソレノイドコイルCの8部位から構成される。
発生部の拡大図を図2、陽電子線源部の拡大図を図3に示す。
この内、冷凍機[1-1]および冷凍機接続チャンバ[1-2]は仕様外(支給品)とする。
ただし、冷凍機接続チャンバー[1-2]に設けられている4 つの ICF34 フランジの接続口のうち一つを取り除き、ICF70のパイプ(内径35mm程度)を接続すること。
パイプの突き出し長さ(胴体から ICF70フランジまでの距離)は50mm程度とする(図2参照)。
各部位の構成及び数量は以下に示す通りである。
陽電子線源は、図4に示すような形状の銅製台座[1-3]、カーボントレイ[1-4]、Tiフォイル(t=5μm) [1-5]、銅製コーン付き蓋[1-6]から構成されている。
銅製コーン付き蓋には片角6度、底面2mmのテーパー穴を設ける。
製作にあたっては、カーボン製トレイを台座に収め、Tiフォイルを乗せて蓋を閉じた際、Tiフォイルがカーボントレイと蓋底面によって密着するよう、締め込んだ状態で蓋と台座には僅かな隙間が生じることを確認すること。
各部品は個別に分かれた状態で納品し、線源(Na-22)をカーボントレイ上に成形する作業、および線源そのもの、最終的に線源を封入する作業は仕様範囲外とする。
線源ホルダー[1-7]は、図5に示すような銅製の治具で、冷凍機([1-1]、支給品)の先端に取り付ける事ができるものとする。
冷凍機の先端との間にはサファイア板[1-8](厚さ0.5mm以下、直径25mm程度、両面研磨)を挟み、M3のPEEK製ネジ[1-9]によって固定することでホルダーを電気的に絶縁できるも3のとする。
ホルダーの先端はΦ20の円柱の一部を切り欠いた形状となっており、切り欠き部分に空気抜き穴つきのM3ネジ[1-10]で線源を取り付けることができるようΦ3の穴を設ける。
また台座はΦ3.3の穴を8個をPCD30で設ける。
部品の状態で納品し、冷凍機先端への組付け作業、配線作業、線源取付作業は仕様範囲外とする。
数量1とする。
遮熱シールド先端[1-12]は、図5に示すような銅製の円筒で、冷凍機先端に取り付けた線源カプセルと線源ホルダーを覆い、冷凍機の遮熱シールドベース[1-12](支給品)の先端にM3の銅製ネジ[1-13]で取付けることができるものとする。
線源正面に面した部分にはΦ18の穴を設け、引き出し電極が取り付けられるようM2のタップ穴を設ける。
部品の状態で納品し、冷凍機への組付け作業は仕様範囲外とする。
数量1とする。
引き出し電極[1-14]は、図5は、図6に示すようなツバ付きの円筒形状の部品で、中央にΦ5の穴が貫通しているものとする。
材質は銅、真鍮またはアルミニウムとする。
ツバ部分にはΦ2.2の穴を設け、遮熱シールドに取り付けることができるものとする。
電極の内面にはΦ1mm程度の減速材ガス流路を設ける。
これは角度10度程度で斜めに入った後、外側に出るものとする。
外側出口には同程度の内径の金属製パイプを接続し、50mmほど伸ばした先で1/8インチスエジロックを取り付ける。
接続部分はロウ付けやねじ込みなどでガスが漏れないようにする。
接続部分から先にはスエジロック付きSUSフレキシブルチューブ[1-15](参考:コスモテック社製SW1/8FXT250、相当品可)を接続し、冷凍機接続チャンバー([1-2]、仕様外)側面に取り付けたスウェジロック/VCR継手付きの減速材ガス導入フランジ[1-16](参考:コスモテック社ICF34LF1/8FT1に1/8スエジロック取り付け、大気側VCR、真空側スエジロック)に接続できるものとする。
部品の状態で納品し、冷凍機への組付け作業は仕様範囲外とする。
数量1とする。
発生部真空チャンバー[1-17]は、図6に示すような上部にICF152フランジ、下部にICF70フランジが付いた長さ480mmのパイプで、中央にICF34フランジの付いたパイプが300mm突き出ている形状とする。
下部50mmにはΦ100mmのツバを設け、PCD85で4つのΦ6.5mmの穴を設ける。
使用するパイプの外径及び内径は標準品で可とする(図中数値は参考)。
数量1とする。
鉛シールドは、図7~図10に示すようなSUS製の板(底板[1-18]、側板1[1-19]、側板2[1-20]、側板3[1-21]、上蓋[1-22]、ハット[1-23])を組み合わせて作る直方体の箱である。
底面は10mm厚、左右および上部は5mm厚とし、側板に設けられたL字金具を相互にねじ止めすることで隙間なく箱型に組立できるものとする。
底板[1-18]には発生部真空チャンバーのICF70フランジを通せる72mm穴と、発生部真空チャンバー、側板[1-19,20,21]、ヘルムホルツコイルA保持L字金具[1-30]を固定できる貫通M6タップ穴を設ける。
また底面にはドレンコック[1-24](Φ30程度のボールバルブ、KITZ-TK-8相当品)を取り付ける。
ソレノイドコイルB[1-29]の外側にt=2程度の板で作ったハット[1-23]を取り付け、側板3に設けられたΦ130mm程度の穴を通す。
ハットの内径はとソレノイドコイルBの外径に合わせて製作し、コ4イル外径との隙間をなるべく小さくすること。
上蓋[1-22]には発生部真空チャンバーと、ヘルムホルツコイルコイルの冷却水パイプを通せる切り欠きを適宜設ける(図の形状は参考)。
上蓋は二分割とし、箱の上に取り付けたあともネジ止めで容易に取り外せるものとする。
製作にあたっては、底板や側板が箱型に組み立てできること、底板に発生部真空チャンバーが取り付け可能である(ネジ穴が合致する)こと、ヘルムホルツコイルAにL字金具をつけて底板に取り付けが可能である(ネジ穴が合致する)こと確認すること。
部品の状態で納品し、底板へのチャンバーやコイルの組み付け、最終的な箱型への組み立ては仕様範囲外とする。
底板、側板2、側板3、ハットは数量1、側板1、上蓋は数量2とする。
発生部輸送管は、ICF70フランジ付きのの単管(長さ350mm)[1-25]で、フランジはタップ穴とする。
ここにM8の全ネジ棒[1-28](長さ250mm)を通すことで、2つのコイルを発生部真空チャンバーを挟んで連結できるものとする。
ただしボビンの外径は380mm以内とする。
コイルはヘルムホルツコイルA保持L字金具[1-27]により鉛シールドの底板に固定できるものとする。
コイルから引き出される線材は30cm程度の長さとする。
コイルの底板への組付け、配線作業、冷却水配管への接続は仕様範囲外とする。
数量2とする。
ソレノイドコイルB[1-29]は図12に示すような内径35mm、長さ200mmのアルミニウム製ボビンに巻かれたコイルで、線材は3~4mm2程度のものを使用し、100ターン15層程度巻く(20A通電で電源電圧は20V程度、コイル中央軸上で最大1500ガウス程度励磁、詳細は応談可)ものとする。
更にその外側には水冷パイプを巻き、樹脂等で固める。
コイル外径は、鉛シールドのハット[1-23]をかぶせた際に隙間を僅少にして通せるものとする。
水冷パイプの先にはスエジロック等で接続部分を設ける。
2つの接続部は鉛シールドの外に来るようにする。
コイルは発生部真空チャンバー[1-17]のICF34のフランジを通し、発生部真空チャンバーの外側に置いたB型スペーサ[1-30](SUS製)によって発生部真空チャンバー配管と同軸に保持できるものとする。
B型スペーサの内径及び外径は、発生部真空チャンバー配管の外側に2つを組み合わせてコイル内径に相当する円筒を形成できるサイズとする。
コイルから引き出される線材は30cm程度の長さとする。
コイルのチャンバーへの組付け、配線作業、冷却水配管への接続は仕様範囲外とする。
コイルの数量は1、スペーサの数量は2(1組)とする。
ソレノイドコイルC[1-34]は図13に示すような内径71mm程度(ICF70フランジが通せる内径)、長さ350mmのボビンに巻かれたコイルで、線材は3~4mm2程度のものを使用し、170ターン15層程度巻く5(20A通電で電源電圧は60V程度、コイル中央軸上で最大1500ガウス程度励磁、詳細は応談可)ものとする。
更にその外側には水冷パイプを巻き、樹脂で固める。
コイル外径は150mm程度とする。
水冷パイプの先にはスエジロック等で接続部分を設ける。
コイルは輸送管のICF70単管[1-27]を通し、扇柱型のC型スペーサ[1-32]によって単管の外側に同軸に保持できるものとする。
このスペーサの外径はコイル内径に沿ったものとし、内径は真空配管の外径に沿ったものとする。
コイルから引き出される線材は30cm程度の長さとする。
コイルのチャンバーへの組付け、配線作業、冷却水配管への接続は仕様範囲外とする。
コイルの数量は1、スペーサの数量は4(2組)とする。
(2)陽電子ビームトラップ部陽電子ビームトラップ部は、差動排気チャンバー、トラップ用真空チャンバー、電極サポート、トラップ電極(初段、中段、最終段、回転電場電極、ゲート電極、バンチャー電極)、ソレノイドコイルD、ソレノイドコイルE、ヘルムホルツコイルFの7部位から構成される。
拡大図を図14に示す。
こ各部位の構成及び数量は以下に示す通りである。
差動排気チャンバー[2-1]は、図15に示すようなICF70フランジ付きの6方クロス管で、長さ300mm、クロス部分は190mmとする。
配管のパイプ径は規格品で可とする。
ICF70フランジの入り口付近はステンレス製オリフィス[2-2]を滑らかに挿入できるよう、溶接痕などの突起が残らない加工とする。
オリフィス[2-2]は内径3mm、長さ30mmの円筒形状で、外径は配管パイプ内径よりもわずかに(0.05-0.1mm程度)小さくすることで、配管内に挿入した際に隙間がなるべく生じないようにする。
チャンバー、オリフィスともに数量2とする。
トラップ用真空チャンバは、図16に示すようなメイン管、クラスタフランジから構成されている。
メイン管[2-3]はICF203フランジ付きの長さ972mm(電極サポートを収容できる長さ)の単管で、上流側フランジはICF70フランジを取り付けることができる埋め込み形状とし、下流側はICF203フランジを取り付ける。
フランジのネジ穴はタップ加工とする。
配管は規格品を使用しても良いが、配管外径はソレノイドコイルEの内径(155mm程度)より小さく抑え、内径は電極サポートの固定具外径(145mm程度)よりも大きいものとする。
内面は電極サポートを無理なく挿入できるよう、顕著な突起が残らない加工とする。
クラスタフランジ[2-4]はICF203-ICF70変換ニップル管形状(長さ90mm)で、203フランジの大気側面にICF34フランジを8個埋め込んだ形状とする。
真空側面にはM4タップ穴を4つ設ける。
また、スウェジロック継手付きのガス導入フランジ[2-5](参考:コスモテック社、ICF34LF1/8FT1に1/8スエジロック取り付け、大気側VCR、真空側スエジロック、相当品可)数量1と、フレキシブルチューブ[2-6](参考:コスモテック社、スエジロック1/8フレキチューブSW1/8FXT750、相当品可)数量1、多ピン電流導入端子[2-7](参考:コスモテックC34MM41G、相当品可)数量5を用意すること。
6電極サポート[2-8]は、図17に示すような長さ933mm、直径15mmの4本のSUS316L製のロッド(両端にM4タップ加工)で、クラスタフランジ[2-4]の真空側に設けた4つのM4タップに、M4の空気抜き穴付き固定ネジ[2-35]を差し込んでネジ止めできるものとする。
反対側は先端固定具[2-9]のΦ15のザグリ部分に差し込んでネジ止めできるものとする。
ロッドには後述するトラップ電極のパイプ保持ディスク[2-28, 2-29, 2-30]を通す。
これは外周のM3タップ穴にイモネジを通すことでロッドに固定し位置決めをする。
ロッド外面はなるべく鏡面加工とし、パイプ保持ディスクの位置を滑らかに調整できるものとする。
固定具の突き出し部分の先端はテーパー加工とし、トラップ用真空チャンバーメイン管[2-3]先端のフランジ内面に収まるものとする。
トラップ電極は円筒状の銅製の電極群をセラミックリングで保持し、スペーサで位置決めをしつつ電極保持パイプ内に収めたもので、パイプ保持ディスクと電極サポートロッドを通して図18のように組立できるものとする。
トラップ電極には、それぞれ別の電極保持パイプに収める初段、中段、最終段の3種類がある。
各部品の詳細を図19~28に示す。
初段[2-10, 2-11]と中段[2-13]の電極は同じ外形を有している。
すなわち、長さ80mm、外径15mmの円筒で、中央の35mmに外径20mmの段を設けたものである。
内径が異なっており、初段電極の内径は4mm、中段電極の内径は12mmである。
初段電極のうち、中央の一つ[2-11]には中心にM4タップ穴を設ける。
そこに先端をM4タップ加工を施したトラップガス導入パイプ[2-12](PEEKロッドに1/8スエジロック付きの銅曲管をねじ込んだもの、スエジロックはSUS製)を取り付けできるものとする。
トラップガス導入パイプの外寸は30~40mm角程度とする。
初段電極(中央)[2-11]の数量は1、両脇[2-10]の数量は2、中段電極[2-13]の数量は4とする。
最終段は入口1[2-14]、入口2[2-15]、RW[2-16]、ゲート[2-17]、バンチャー1[2-18]、バンチャー2[2-19]の6種からなっている。
これらは内径55mm、外径60mm、長さ60mmの円筒で、中央の20mmが外径66mmとなる段付き円筒形状を基本としており、側面中央にM3タップを一つ設ける。
入口2、ゲート、バンチャー1はこの基本形状そのままである(各数量1、合計3)。
入口1は一方の入口に内径Φ20mm、厚さ4mmのディスクが付いた形状、バンチャー2は一方の入口に内径Φ35mmm、厚さ4mmのディスクが付いた形状とする。
RWは基本形状から外形の段差をなくし、1mmの隙間を開けて縦方向に4分割した扇柱形状である。
中央に3つのM3タップを設ける。
電極はマコール製のセラミックリング(初中段用[2-20]、最終段用[2-21]、RW用[2-22])を用い、電気的に絶縁状態を保ちつつ電極保持パイプ内に同軸に収める事ができるものする。
セラミックリング間には電極間スペーサ[2-23, 2-24, 2-25]を挟み、電極間隔を1mmに保って各段の電極保持パイプ[2-25,2-26, 2-27]内に収めることができるものとする。
ただしRW電極は、RW用セラミックリング[2-22]の内面に収め、外側からネジ止めすることにより円筒状に固定できるものとする。
電極保持パイプの両端には保持ディスク[2-28, 2-29, 2-30]を取り付け、これを電極サポートのロッド[2-8]に通すことにより電極を真空容器に同軸に固定する。
7電極の円筒外側に設けたM3タップは、配線を接続するためのものである。
電極保持パイプにも同じ位置にΦ10程度の穴を開け、ネジを通して配線を接続できるようにする。
製作にあたっては、図18のように電極、セラミックリング、スペーサが電極保持パイプ内にスムースかつなるべくガタなく組み上げられること、電極保持パイプの両端にパイプ保持ディスクがスムースかつなるべくガタなく取り付けられることを仮組みにて確認すること。
また、初段・中段・最終段それぞれの電極保持パイプの両端にパイプ保持ディスクをつけた状態で、4本の電極サポートロッド[2-8]を通し、両端にクラスタフランジ[2-4]と先端固定具[2-9]を取り付けることができること、また初段・中段・最終段それぞれが軸方向への移動(位置調整)が可能であることを仮組みにて確認すること。
電極の最終組み上げ、配線作業、ガス配管接続作業は仕様外とする。
ソレノイドコイルD[2-35]は、図29に示すような内径71mm(ICF70フランジが通せる内径)、長さ100mmのボビンに巻かれたコイルで、線材は3~4mm2程度のものを使用し、50ターン15層程度巻く(20A通電で電源電圧は20V程度、コイル中央軸上で最大1000ガウス程度励磁、詳細は応談可)ものとする。
更にその外側には水冷パイプを巻き、樹脂等で固める。
コイル外径は150mm程度とする。
水冷パイプの先にはスエジロック等で接続部分を設ける。
コイルは差動排気チャンバー[2-1]のICF70フランジを通し、扇柱型のD型スペーサ[2-32]によって差動排気チャンバーの外側に同軸に保持されるものとする。
このスペーサの外径はコイル内径に沿ったものとし、内径は真空配管の外径に沿ったものとする。
コイルから引き出される線材は30cm程度の長さとする。
コイルのチャンバーへの組付け、配線作業、冷却水配管への接続は仕様範囲外とする。
コイルの数量は4、D型スペーサの数量は8(4組)とする。
ソレノイドコイルE[2-37]は、図30に示すような内径155mm、長さ310mmのボビンに巻かれたコイルで、線材は3~4mm2程度のものを使用し、150ターン15層程度巻く(20A通電で電源電圧は120V程度、コイル中央軸上で最大1500ガウス程度励磁、詳細は応談可)ものとする。
更にその外側には水冷パイプを巻き、樹脂等で固める。
コイル外径は240mm程度とする。
水冷パイプの先にはスエジロック等で接続部分を設ける。
コイル内部にはトラップ用真空チャンバーのメイン管[2-3]を通す。
ボビン外径はコイル外径より30mm程度大きい(270mm程度)とし、コイル連結用の穴を設ける。
コイルの保持は後述する架台によるものとする。
コイルから引き出される線材は30cm程度の長さとする。
コイルの組付け、配線作業、冷却水配管への接続は仕様範囲外とする。
数量3とする。
ソレノイドコイルF[2-38]は、図31に示すような内径155mm程度、長さ50mmのボビンに巻かれたコイルで、線材は3~4mm2程度のものを使用し、25ターン15層程度巻く(20A通電で電源電圧は20V程度、コイル中央軸上で最大400ガウス程度励磁、詳細は応談可)ものとする。
更にその外側には水冷パイプを巻き、樹脂等で固める。
コイル外径は150mm程度とする。
水冷パイプの先にはスエジロック等で接続部分を設ける。
コイルの保持は後述する架台によるものとする。
コイルから引き出される線材は30cm程度の長さとする。
コイルの組付け、配線作業、冷却水配管への接続は仕様範囲外とする。
数8量1とする。
(3) ガス導入部ガス導入部は、図32に示すような減速材ガス系とトラップガス系の2系統から構成される。
各系統ともガスボンベ(3.4Lダルマ型)([3-1, 3-3, 3-5、支給品]、ガスボンベ固定具[3-7]、減圧弁[3-2, 3-4, 3-6]、マスフローコントローラ[3-8]、導入ライン及び粗挽きラインの配管(開閉バルブ付き)[3-9]、から構成される。
減速材ガスはネオンあるいはアルゴンガスのどちらかを選択使用する1系統とし、陽電子ビーム発生部の冷凍機側面のICF34フランジのガス導入部[1-16]に接続される。
トラップガスは窒素とCF4ガスを混合して利用する 2 系統とし、陽電子ビームトラップ部の導入フランジの ICF34 ガス導入フランジ[2-5]に接続される。
配管および構成部品は高純度ガス用部材を使用し、接続部はすべてVCR継手を用いる。
マスフローコントローラに入る前には分岐を設け、真空粗挽き系とする。
粗挽き系は更に 2つに分岐させ(ターボポンプ側とロータリーポンプ側)、それぞれVCRオスアダプタ付きの ICF70ガス導入フランジ[3-12]およびNW25 ガス導入フランジ[3-13]に接続する。
真空チャンバーに接続する前の 50cm 程度はフレキチューブ[3-11](参考:コスモテック社、FVCR1/4FXT500)とする。
マスフローコントローラはフルスケール10sccmでデジタル制御が可能なタイプとする(参考:堀場エステックSEC-Z512MGX#R01等)。
手動でも制御できるように操作パネル[3-8d](参考:堀場エステックPE-D20)も付属すること。
ガスボンベとマスフローコントローラは系統別にまとめて一つの固定板[3-14]上に取り付け、架台フレームに固定できるものとする。
(4) 架台及び支持架台及び支持は、装置全体を保持できる架台で、80mm角の市販アルミフレーム[4-1, 4-2, 4-3, 4-10](参考:ミスミNEFS8-8080)を用いて構築するものとする。
図33に参考図を示す。
長さ3000mm、幅500mm、高さ 900mm とする。
フレーム上面には鉛シールド底面板[1-18]を固定する。
途中にはビームライン真空容器、ソレノイドコイルC、ソレノイドコイルEおよびFを保持できる治具[4-4~4-8](高さ及び横位置の微調整可能)を適宜挿入する。
フレーム下部にはガス導入ラインの固定板[3-14]を取り付ける。
フレーム底面には高さ調整のアジャスター[4-9]を取り付ける。
4. 納期2025年3月21日5. 納入場所及び納入条件(1) 納入場所群馬県高崎市綿貫町1233番地イオンビーム研究棟9(2) 納入条件持込渡し(3) 提出書類書類名 提出期日 部数工場試験検査成績書 納入前 3部完成図 納入時 3部6. 検査条件納入場所において、製作部品の員数検査、寸法検査、外観検査を実施し、参考図のように組み立てが可能であることの確認をもって検査とする。
7. グリーン購入法の推進本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品の調達の推進等に関する法律)に適用する環境物品(事務用品、OA機器等)が発生する場合は、これを採用するものとする。
文書については、グリーン購入法に定める「紙類」の基準を満たしたものであること。
8. 協議本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じた場合は、量研機構担当者と協議のうえ、その決定に従うものとする。(要求者)部課(室)名:高崎量子技術基盤研究所 先進ビーム利用施設部氏名:河裾厚男
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