(RE-10564)蓄積リング加速空胴下流チェンバーの製作【掲載期間:2024年9月6日~2024年9月26日】
期限情報:
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地域
千葉県
公開日
2024年09月06日
提出期限
未指定
案件概要
(RE-10564)
蓄積リング加速空胴下流チェンバーの製作【掲載期間:2024年9月6日~2024年9月26日】
公告期間: ~()に付します。
1.競争入札に付する事項仕様書のとおり2.入札書等の提出場所等入札説明書等の交付場所及び入札書等の提出場所並びに問い合わせ先(ダイヤルイン)nyuusatsu_qst@qst.go.jp入札説明書等の交付方法上記2.(1)に記載の交付場所または電子メールにより交付する。
ただし、交付は土曜,日曜,祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く平日に行う。
電子メールでの交付希望の場合は、「 公告日,入札件名,当機構担当者名,貴社名,住所,担当者所属,氏名,電話,FAX,E-Mail 」を記載し、上記2.(1)のアドレスに送信。
交付の受付期限は の17:00までとする。
入札説明会の日時及び場所入札関係書類及び 技術審査資料の提出期限開札の日時及び場所財務部 契約課 松下 良平令和6年10月10日 (木) 14時00分本部(千葉地区) 入札事務室(4)令和6年9月27日(金) 17時00分(5)(3)実施しないE-mail:(2)令和6年9月26日(木)〒263-8555 千葉県千葉市稲毛区穴川4丁目9番1号TEL 043-206-3015 FAX 043-251-7979(4)履行場所 仕様書のとおり(1)(2)内容(3)履行期限 令和7年3月26日令和6年9月6日国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構財 務 部 長 山農 宏之記(1)件名蓄積リング加速空胴下流チェンバーの製作R6.9.6 R6.9.26 製造請負入札公告下記のとおり 一般競争入札3.競争に参加する者に必要な資格当機構から指名停止措置を受けている期間中の者でないこと。
全省庁統一競争入札参加資格を有する者であること。
当機構が別に指定する誓約書に暴力団等に該当しない旨の誓約をできること。
4.入札保証金及び契約保証金 免除5.入札の無効入札参加に必要な資格のない者のした入札入札の条件に違反した者の入札6.契約書等作成の要否 要7.落札者の決定方法8.その他中に当機構ホームページにおいて掲載する。
以上 公告する。
上記問い合わせ先宛てに質問書を提出すること。
なお、質問に対する回答は令和6年9月19日(木)その他、詳細については、入札説明書によるため、必ず上記2.(2)により、入札説明書の交付を受けること。
(1)この入札に参加を希望する者は、入札書の提出時に、当機構が別に指定する暴力団等に該当しない旨の誓約書を提出しなければならない。
(2)前項の誓約書を提出せず、又は虚偽の誓約をし、若しくは誓約書に反することとなったときは、当該者の入札を無効とするものとする。
(3)(4)本入札に関して質問がある場合には 令和6年9月17日 (火) 17:00までに(2)(1)技術審査に合格し、予定価格の制限の範囲内で、最低価格をもって有効な入札を行った入札者を落札者とする。
(最低価格落札方式)(2)落札決定に当っては、入札書に記載した金額に当該金額の10パーセントに相当する額を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた金額とする)をもって落札価格とするので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった金額の110分の100に相当する金額を入札書に記載すること。
(2)国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第11条第1項の規定に該当しない者であること。
(3)(4)(5)(1)当機構の定める契約書(契約金額が500万円以上の場合)もしくは請書(契約金額が500万円未満の場合)を作成するものとする。
(1)国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 契約事務取扱細則第10条の規定に該当しない者であること。
ただし、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者についてはこの限りでない。
1仕 様 書1.件名蓄積リング加速空胴下流チェンバーの製作2.目的本件は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(以下「量研」という。
)が運用するNanoTerasuにおいて、蓄積リング加速空胴下流チェンバーを製作し、既存真空チェンバーとの入れ替え、真空締結、リーク試験、据付調整アライメント、ベーキング器材の準備および撤去を行うものである。
3. 一般事項3.1 数量BPMボタン電極つき真空チェンバー 1台形状変換真空チェンバー 2 台水冷付きストレート真空チェンバー 1台RFコンタクト付きゲートバルブ 1台3.2 仕様範囲4章で規定される機器の材料手配、製作、試験、梱包及び指定納入場所までの輸送、現地作業を行うこと。
3.3 検査条件員数検査、外観検査、試験検査成績書の確認を行い合格と認め、製作物、現地据付、提出図書の完納をもって、検査合格とする。
3.4 提出図書以下の書類または提出物を提出すること。
書類名または提出物名 提出時期 部数① 製作工程表 契約後速やかに 1部② 設計検討図書、図面 製作前 1 部③ 試験検査要領書 試験前 1 部④ 据付・アライメント要領書 現地作業開始前 1部⑤ 真空立上げ要領書 現地作業開始前 1部⑥ 納入図 納入時 1 部2⑦ 試験検査成績書 納入時 1 部これら①~⑦をそれぞれ印刷してA4ファイルに綴じ、表紙と目次を付けたものを「完成図書」として 1 冊提出すること。
また、①~⑤の電子ファイルを CD-R などの記録媒体に納めたものも、上記の「完成図書」に綴じて提出すること。
⑥の納入図の図面に関してはDXF、STEP 形式CAD ファイルも添付すること。
3.5 支給品以下を無償にて支給する。
引渡しにかかる費用(運送費)は受注者の負担とする。
京セラ製 BPMボタン電極 8個BBF空胴 1台工場試験に必要なネットワークアナライザーは貸与する。
ただし、ナノテラス指定の場所から受注者工場までの輸送、工場からの返却は、受注者にて行うこと。
また現地作業に必要な下記の装置を貸与する。
・ 粗排気ポンプセット 1台・ ヒータコントローラ 1台・ 移動式分電盤 1台(ポンプとヒータコントローラの給電用)・ ヘリウムリークディテクタ 1台・ データロガー 1台3.6 技術打合せ工程及び詳細設計に関する技術打合せを、契約締結日から納期までの期間において少なくとも 2 回、量研の指示する日時、場所にて行い、受注者は1名以上の設計担当者(技術者)が出席すること。
開催場所は WEB 会議または、日本国内の指定する場所とする。
なお、打合せ時の使用言語及び用いる資料は日本語とする。
3.7 品質管理本品の製作に係る設計・製作・試験等は、全ての工程において、以下の事項等について十分な品質管理を行うこととする。
(1) 管理体制(2) 設計管理(3) 外注管理(4) 材料管理(5) 工程管理(6) 現地作業・試験・検査管理3(7) 不適合管理(8) 記録の保管(9) 重要度分類(10) 監査3.8 適用法規・規格基準本品は、放射性同位元素等規制法(RI 規制法)の適用を受ける放射線発生装置を構成するものである。
従って、設計・製作・試験・据付調整等にあたっては、以下の法令、規格、基準等を適用または準用して行うこと。
(1) 放射性同位元素等規制法(RI規制法)(2) 労働安全衛生法(3) 日本産業規格(JIS)(4) その他受注業務に関し、適用または準用すべき全ての法令・規格・基準等3.9 契約不適合責任契約不適合責任については、契約条項のとおりとする。
3.10 注意事項(1)製作において材料の選択、機械加工の方法及び洗浄の方法に注意すること。
(2)使用材料と機器の選定にあたっては耐放射線性の良いものを使用すること。
(3)指定された場合を除き、原則、非磁性の材料を使用すること。
(4)JIS 等の国内規格、法令に基づき、材料や機器の選定、製作を行うこと。
3.11 グリーン購入法の促進(1)本契約において、グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律)に適合する環境部品(事務用品、OA機器等)が発生する場合は、これを採用する。
(2)本仕様書に定める提出図書(納入印刷物)については、グリーン購入法の基本方針 に定める「紙類」の基準を満たしたものであること。
3.12 知的財産権知的財産権については、知的財産権特約条項のとおりとする。
3.13 機密の保持受注者は、本品の製作にあたり、量研から知り得た情報を厳重に管理し、本業務遂行以外の目的で、受注者及び下請会社等の作業員を除く第三者への開示、提供を行ってはならない。
ただし、予め量研の承諾を得た場合にはこの限りでない。
43.14 権利の帰属本仕様書によって製作されたハードウエア等の図面を含む著作物の著作権は、量研に帰属するものとする。
本契約において量研より提出された資料等から波及する特許の行使権は量研に帰属する。
ただし、量研の了承を得た場合はこの限りではないものとする。
3.15 協議本件は仕様書に基づいて行うものとし、これらに疑義が生じた場合は量研担当者の指示に従うこと。
部材や製作・施工方法、試験・測定方法、寸法や形状等は原則、仕様書に記載する方法や値を採用すること。
機器構成を含む詳細については、量研担当者の指示に従うこと。
4.製作仕様NanoTerasu蓄積リングで発生しているビーム進行方向の不安定性により、蓄積電流値が制限されている。
本件は、バンチ間隔2nsecおきに積まれている電子ビームの不安定性を各バンチ、毎ターン、フィードバックキックを与えてビーム進行方向の不安定性を抑制するための新たに設置するBBF空胴(本仕様範囲外)、上下流の真空チェンバー、フィードバックキック量の推定に必要なビーム位置モニタ付き真空チェンバー、RFコンタクト付きゲートバルブを製作するものである。
製作物全体を参考図1、製作物の参考寸法を参考図2に示す。
製作した真空チェンバーは受注者工場のクリーンルームでプリベークを行い、G1窒素で密封し、現地に搬入すること。
4.1 設計条件真空本仕様の真空容器は3e-8 Pa以下の超高真空圧力で使用するため、それに応じた製作工程を検討すること。
許容リーク量は1.0e-11 Pa・m3/s(フード法、5分間保持)以下とする。
温度設計温度(常温)は、室温25℃、冷却水往き水温25℃とする。
ベーキング温度は150℃とする。
全ての機器は 150℃以上の温度でベーカブルであること。
ただし、イオンポンプのベーキング温度は220℃程度とする。
ベーキング熱膨張を考慮して機器を設計すること。
インピーダンスNanoTerasu の蓄積リングで周回させる高エネルギーかつ低エミッタンスの電子ビームに対してインピーダンス等の影響を与えないよう、各真空機器及び真空チェンバーを設計し製作すること。
5耐放射線性本仕様の真空チェンバー等の機器は放射線の発生する環境下で使用される。
金属以外の材料を使用する場合は、その材質を構造図に明示すること。
真空チェンバー材質真空チェンバーの材質には耐食性、耐孔食性に優れ、非磁性のステンレス鋼 SUS316L を用いること。
素材に用いたSUS316L材のミルシートを提出すること。
製作工程受注者にて製作工程を検討すること。
加工、成形時の残留応力が残っている場合、変形が発生するため、必要に応じて真空熱処理を行い、残留応力を除去すること。
真空チェンバーの接合は溶接による変形が少ない溶接方法を選択すること。
製作に先立ち試験を行い、十分な精度が得られることを確認すること。
製作前に製作工程を記載した製作要領書を提出し、量研の確認を得ること。
製作仕様 板厚真空チェンバーの板厚は2~3 mmを基本とする。
真空チェンバーの強度、製作誤差を考慮して板厚を決定すること。
使用するSUS材の板厚公差を考慮した上で、チェンバー構造、製作法を決定すること。
形状変換部電子ビーム室の断面形状が変化する箇所には形状変換部を設け、可能な限り緩やかなテーパー状とすること。
内面精度電子ビーム室内面インピーダンス低減のため、溶接部やフランジ締結部など、電子ビーム室内面に生じる不連続箇所は、溶接による接合部等における内面段差は0.3 mm以下、隙間は0.2 mm以下に抑えること。
寸法公差本件で加工、製作する真空チェンバー素材、真空機器、真空チェンバー等の寸法公差は、特に指定のない限り、JIS B 0419 mKを原則とする。
曲がりは、ねじれ成分も含め、チェンバー長さ 1 m当たり 0.5 mm以下を原則とする。
曲がりと断面変形を合わせても電子ビームに悪影響を及ぼすことがないように、図面記載寸法に対して電子ビーム室内形が 1 mm以上小さくならないように設計すること。
なお、固定フランジの回転誤差は、ビーム室段差が0.3 mm以下で、ベローズにねじれを与えないように、留意して設計すること。
製作精度を検討の上、詳細精度を構造図に記載し、量研の確認を得ること。
6クリーン環境真空チェンバー及び部品の製作・組立ては、洗浄後の工程においては、溶接組立、試験・検査、梱包も含め、クリーンルーム(JIS B 9920 クラス 7)相当で行うこと。
真空面、真空部品に素手で触ることは厳禁とする。
治具、工具類も清浄な手袋で取り扱い、汚れを移さないように管理すること。
特にボルト、ナット類を触れた手袋で真空部品に触れないように注意すること。
製造の工程においてやむを得ずクリーンルームの代わりにクリーンブース等を使用する場合は、清浄度の管理を実施すること。
機械加工機械加工等を行う場合の表面粗さは、特記以外は以下とする。
事前に製作要領書を提出し、加工基準を明確にすること。
真空面旋盤加工部 : 6.3z 真空面ワイヤーカット、フライス加工部 : 10z 非真空面 : 12.5z程度洗浄ガス放出を低減させるため、真空チェンバーは電解研磨を施すこと。
ガス放出速度は 1e-9Pa・m3/s/m2以下(目標 1e-10 Pa・m3/s/m2以下)とする。
機械加工品は脱脂洗浄を施すこと。
アンカー打設の際は、ゴミが周りに飛び散らないような対策を施し、実施すること。
支持架台を固定するためのボルト、ナット、座金などを準備すること。
製作した真空チェンバーを固定する支持金具類なども準備すること。
また天板にはアライメント用の3次元位置調整機構を取り付けること。
詳細は別途指示する。
耐震荷重は水平垂直とも 0.5 G とする。
真空チェンバー等の荷重も考慮すること。
耐震荷重で損傷しないこと。
ベローズに規定以上の変位を与えないこと。
仕様に示す耐荷重等を満たすことを目標に、支持架台の設計、構造計算を行うこと。
支持装置の角部は適切に面取りを施し、人がケガをしないように配慮すること。
材質は、電子ビームレベルに近い天板、天板上の L 型金具、高さ及び位置調整機構用のボルト、ナット類はSUS316Lとする。
天板より下の角形鋼材等による架台脚部は、SS400相当とする。
SS400相当部には指定する色で塗装を施すこと。
防錆剤を選択し、確認を得て塗布すること。
下記の荷重に耐え、チェンバー等を固定する。
S(ビーム軸)方向荷重: 真空排気により生ずるベローズ収縮力800 N(開口直径約0.1 mとする)X(水平)、Y(垂直)方向荷重: ベローズオフセット反力686 N(ベローズのX、Y方向バネ定数を70 kgf/mm、変位は最大1 mmとする)支持装置を固定した後でチェンバーの位置をS、X、Y方向に各±10 〜±15 mm程度調整可能とする。
構造強度は、X方向は686 N(70 kgf)の荷重で変位は1 mm以下、Y方向は980N(100 kgf)の荷重で変位は1 mm以下、S方向の強度は784 N(80 kgf)の荷重で変位は1 mm以下とし、破損しないこと。
124.6現地作業NanoTerasu 蓄積リングトンネル内の指定の場所に搬入し、支持架台の設置、既存真空チェンバーの取り外し、製作した真空チェンバーの取り付け、RFコンタクト付きゲートバルブの取り付け、支給するBBF空胴の設置を行い、真空締結を行い、真空引き、ヘリウムリークチェックおよびベーキング器材の準備、撤去を実施すること。
蓄積リングの加速空胴下流部において、既存真空系機器の撤去、真空系機器の据付・アライメント、チェンバー組立、冷却水配管設置、真空立上げを実施すること。
加速器運転スケジュールを考慮し、量研との工程を調整すること。
あらかじめ工程を作成し、作業を実施すること。
支給・貸与品以外の組立、試験検査に必要な工具類、消耗品(ボルト、銅ガスケット、アルコール、手袋等)は、受注者が準備すること。
支給品・貸与品、受注者の準備する機材など、全ての資材管理は受注者が行うこと。
フランジ締結に使用するボルト類、銅ガスケット、アンカーの仕様は下記の通り。
● ボルト、ナット、ワッシャ・ 使用温度 最高250℃・ 材質 チェンバー締結 ;SUS316L六角ボルトの頭に316Lの刻印が付いたもの(JIS規格適用)その他 ;SUS304又はSUS316L● 銅ガスケット・ 使用温度 最高250℃・ 材質 JVIS 003(ISO 3669:2020)準拠・ 寸法 JVIS 003(ISO 3669:2020)準拠● アンカー・ 種類 金属系アンカー・ タイプ サンコーテクノ株式会社製GA-12M相当・ その他 打設に必要な工具等も準備すること。
ホコリ等が周りに飛び散らないように対策を行うこと。
作業を実施する際には、真空系機器にホコリ等のゴミが混入しないように注意すること。
また建屋、周辺機器を損傷しないように細心の注意を払うこと。
4.6.1 据付・アライメント概要リングトンネル内において、加速空胴下流の真空系機器一式の撤去、製作した真13空チェンバーおよび、BBF空胴の据付・アライメント、冷却水圧空配管一式の据付、真空立ち上げ作業、ベーキング器材の準備及び撤去を実施すること。
作業にあたっては、あらかじめ据付・アライメント要領書を作成し、量研の確認を得ること。
支持装置と真空チェンバーを据え付け、アライメントを行った後に真空チェンバーのフランジを締結する。
フランジ締結、粗排気後にヘリウムリーク試験を実施し、そのまま粗排気ポンプで排気を続ける。
冷却水圧空配管一式の据付を行った後に、超高真空に立ち上げる。
アライメント作業では、受注者が用意した計測器(トランシット、オートレベル、レーザー墨出し器、水準器など)でアライメントを行った後、量研にてレーザートラッカーを用いて精密測量を行う。
その際は、量研の指示に従い、チェンバー等の位置を調整すること。
超高真空立ち上げ作業後の再アライメント、更に最終アライメントも同様に、量研がレーザートラッカーで精密測量を実施する際、必要が生じた場合は、機器の位置再調整を受注者が実施する。
アンカーボルト打設床面に設置する支持装置等のアンカー位置を、直近電磁石の基準点、あるいは共通架台両端磁石位置を基に罫書いてアンカーボルトを打設する。
アンカーボルト打設時は、近傍で行われる他の作業と干渉無きことを確認後、埃が周辺に飛散しないように養生を行って打設し、打設後はきれいに清掃すること。
アンカーボルトの設計は、各種合成構造設計指針・同解説(2010年度版)日本建築学会に従って行い、量研の確認を得たものを使用すること。
支持装置設置床面に支持装置を固定し、直近電磁石の基準点、あるいは共通架台両端磁石位置を基準にして、±1 mm程度の精度で支持装置のアライメントを実施する。
据付・アライメント支持装置に真空チェンバー、BBF空胴を設置する。
支持装置に仮固定後、トランシット、セオドライト、水準器、オートレベル、治具等を用いて真空チェンバーを精密にアライメントする。
その後に、量研がレーザートラッカーを用いた精密測量を実施する。
精密測量の結果、機器を動かす必要がある場合は、量研の指示に従い受注者が機器を動かすこと。
真空立ち上げ後の再アライメントと、最終アライメントも同様にすること。
真空チェンバー、BBF空胴のアライメントはチェンバーに設けられたアライメント用のターゲット穴(φ4H7)等を使用し、それを指定の位置にアライメントする。
アライメントの方向は、電子ビーム軸直角水平方向はX(リング外側を+)、鉛直方向はY(上方向が+)、電子ビーム軸方向をS(下流方向を+)とする。
真空チェンバー、BBF空胴の14アライメント精度は、XY方向は±0.2 mm、ローリング 3.1 mrad 目標、8 mrad公差、ヨーイング3.7 mrad 目標、9 mrad公差、ピッチング3.7 mrad 目標、5.5 mrad公差、フランジは±0.5 mm、チェンバーは±0.5〜1.0 mm、S方向は±1 mm程度とする。
またBPMのアライメント精度は、X、Y方向位置±0.5 mm、S方向±1 mm、ローリング 10mrad、ヨーイングとピッチング17 mrad(1 deg.)以内とする。
真空チェンバー、BBF空胴のフランジには、ガスケットとRFコンタクトを装着しておくこと。
またフランジのナイフエッジ、RFコンタクトを傷つけないよう、ガスケットを装着しないフランジも含めフランジの真空面は養生すること。
チェンバー締結アライメント終了後、フランジ締結部をクリーンな環境で行い、フランジ部の養生を外し、トルクレンチでボルトに規定トルク(M6は7Nm、M8は10 Nm)をかけて締結する。
トルクのかけ過ぎを防止するため、ナット側にトルクレンチをかけないこと。
真空チェンバー内部が汚染されないように、作業者はクリーン服、手袋、帽子、マスクを着用すること。
フランジ締結の際にはSUS316L製のボルト、ワッシャ、ナットを使用すること。
ボルトには焼き付け防止剤を塗布すること。
焼き付け防止剤は真空面に付着しないよう、手袋をこまめに交換する等、細心の注意を払うこと。
また締結時にベローズのオフセットが規定値を超えないように、更にベロ−ズを伸ばしすぎて損傷しないように注意すること。
冷却水圧空配管設置真空チェンバーを冷却するための冷却水配管を設置すること。
既設の冷却水ヘッダーから配管を延ばし接続すること。
圧力は往き0.6Mpa程度、還り0.3 Mpa程度である。
1 µS/cm以下の電気伝導率になるまでフラッシングを実施すること。
フラッシングは建屋より供給される往き冷却水を用いて行い、フラッシング後の排水は建屋に戻さず排水桝に流すこと。
ヘッダーから機器までの配管の継ぎ手は、機器側も含め、原則、ミリサイズのSwagelokを使用すること。
冷却水配管接続後、耐圧漏洩試験を行うこと。
4.6.2真空立上げチェンバー内部の粗排気、ベーキング、主ポンプ立上げを実施し、真空チェンバー内部を超高真空状態にする。
作業にあたっては、あらかじめ真空立上げ要領書を作成し、量研の確認を得ること。
粗排気貸与する移動式分電盤と移動式排気系で真空チェンバー内部の排気を行い、ヘリウムリークテストを実施すること。
ヘリウムリークテスト後は、真空立ち上げまで排気を続15けること。
既存真空チェンバーパージ用の超高純度窒素ガス(G1グレード)は支給する。
ベーキング準備真空チェンバーに仮設のヒータ(以下ヒータ)と熱電対(以下TC)を取付け、貸与するヒータコントローラとの配線を行い、ベーキング準備を行う。
ベーキング時の圧力と温度を貸与するデータロガーで記録できるように配線すること。
ベーク後、取り外して納入すること。
昇温により熱伸びする箇所は、チェンバーの固定を一部緩めたり、ベローズのタイロッドを外すなどの熱伸び対策を行うこと。
NEG活性化準備主ポンプであるNEGには貸与するNEG活性化電源を接続すること。
ベーキング時には、イオンポンプケーブルは外しておき、NEG活性化ケーブルのみを接続しておく。
ベーキング準備及び主ポンプ立上げ真空チェンバーを最高温度150℃でベーキングを実施する。
昇温は6時間程度、150℃保持は20時間程度、降温は6時間とする。
(ベーキング監視は仕様範囲外とする。
)降温途中からNEGのデガス、活性化を開始し、ベーキングとNEG活性化がほぼ同時に終了するか、NEG活性化をベーキングより少し遅く終了させる。
ベーキングとNEG活性化が終了したら、NEGのSIP磁石を復旧し、SIP電源を投入し、AVを閉めて粗排気系と切り離す。
ベーキング終了後、有害な傷、汚れがないことを確認すること。
各真空計、SIPの圧力が1e-8 Pa程度であることを確認する。
1e-7 Pa以上の場合は原因を調査し、措置すること。
また隣接する電磁石の温度が80度以上にならないように注意すること。
再アライメント及び最終アライメント超高真空に立ち上げた後、再度真空チェンバーのアライメントを実施し、ベーキング作業による変位を修正する。
ベーキング終了後、固定を緩めた機器を固定し、ベーキング前に実施したアライメントで測定した点の再測定とアライメントを実施すること。
要領は、先のアライメントと同じである。
4.6.3 現地試験作業開始前に試験検査要領書を作成の上、全ての作業終了後、全ての仕様を満たし16ていることを確認すること。
確認の結果については、試験検査成績書にまとめて提出すること。
参考図1 蓄積リング加速空胴下流チェンバーの全体参考図17参考図2 製作物の参考寸法図18参考図3 支給するBBF空胴の参考図5. 納期令和7年3月26日6. 納入場所宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉468-1NanoTerasu 蓄積リングトンネル内 据付調整渡し(要求者)部課室名: NanoTerasuセンター高輝度放射光研究開発部 加速器グループ氏 名: 上島 考太
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